辺境職場のアラサー奮戦記

JTCの辺境部署で働く、新米プレイングマネージャーの気づき。

デジタルトランスフォーメーション第一の壁

DX!

COVID-19の流行後、急速にデジタル技術の活用が進む中、すっかりバズワードとして定着した感のある言葉です。

ありがたいことに私自身も「社員のデジタルリテラシー向上!」の旗印の下、DX研修第一波に飲み込まれ、あんなことやこんなことを習得している最中です。ながーい研修を経て、入門段階で求められていることを私なりに要約すると次の2点になります。

①目の前の抽象的な事象を構造的に捉え、具体的な事柄に分解・整理する習慣をつけましょう。

②2×2のピボット分析をバシバシこなして、分析の幅を広げましょう。

どちらもすごく大事なことで、本当に全社員に浸透すれば凄いことになると思います(この点でこの研修作った人ってすごいな〜と思っています)。一方で、①は習慣化、②は分析材料となるDB構築スキルの習得(リスキリング)が求められる点でハードルが高いのではないかと感じました。そうです!これが本日のタイトルです!

①は『戦略コンサルティング・ファームの面接試験』『現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート』(古典で言えば『考える技術・書く技術』『企業参謀』)などを読んで納得したことがある人、②はExcelのピボットテーブル機能を使ったことがある人にとっては「そうだよな〜」で済む話だと思うのですが、そうでない人にとっては雲を掴むような話に見える気がします。

新しい方策って、(会社方針、学術性などの権威を背景に)「これが最も優れたやり方だから、これに合わせろ!」と押しつけても定着しない、結果が出ないのが人情だと思っています(これって負け癖…?笑)。受け入れてもらうためには「わかりやすい成果」とセットにして示すことが手っ取り早いのかな…この辺どうなんだろうか。今度、コンサルさんに聞いてみよう。

戦略のみならず、スキルの浸透の点でも、やはりこの点に気を配る必要があると気づいたのは大きな収穫です。そして最後に、2022年現在においては、大〜きなRelational Data Baseを構築して、バンバン分析、意思決定ができて偏差値50なんだなと改めて認識させられました。くわばらくわばら。